占い大国や海外で人気占術は?16ヵ国の占い事情を解説!

占い全般
海外の占い事情

「占いについて何を思いつきますか?」と聞かれると、メディアで目にする星座占いや血液型占い、おみくじなど思いつくでしょう。このように日常生活に占いが浸透している日本は立派な占い大国です。

「え?でも占いに興味が無い人もいるよね」と思うかもしれません。しかし国自体占いに全く関心のなかったり、中には少し拒絶反応を示す国があるのです。一方で日本以上に占いを信仰している占い大国もあります。今回は世界の様々な占い事情を紹介します。

日本 : 占いビジネスが進化する国

日本には占いの館が点在しています。占いに興味の無い方も、街やショッピングモールで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。日本では、タロット占いと姓名判断が比較的多い印象です。占いに寛容な国であるため、どこでも占いができる環境にあります。

だからこそ、日本は人によって占いの取り入れ方も様々であり、どの占術でも受け入れられているのが特徴です。また、占いはビジネスとして日々進化していて、文鳥占い、猫占い、動画占い、チャット占いも占いの1つであります。

日本はかなり占いが信じられて浸透している国です。あまり知られていないようですが、実は占い大国の1つと言ってもいいでしょう。

中国 : アジアに占いを広めた歴史ある国

中国は日本や台湾、韓国に占いを広めたという伝えがあり、アジアの中でも古くから占いを大事にしている歴史ある国です。占いの館が点在していることは当たり前で、台湾や香港には占いの館が軒を連ねる「占いストリート」なるものがあります。

中国で人気の占術は易占い、風水、四柱推命です。スピリチュアルな占術を好む中国では、タロット占いや星座占いはあまり流行っておらず、占いアプリなど手軽にできる占いスタイルもメジャーではないようです。

韓国 : ネットやカフェで気軽に占いが楽しめる国

韓国にも占いの館が点在しています。若者に人気のインターネットでの占いや四柱カフェなど、気軽に楽しめる占い方法も流行している占い大国です。

韓国では四柱推命と易占いが人気です。韓国も中国と密接に関わってきた歴史があり、中国より伝わった伝統的な占い方を重んじています。

特に首都ソウルは、占いの館や四柱カフェ、繫華街に行けば占い屋台もあり気軽に占いができる都市です。観光地としても人気なので、観光ついでに寄ってみてはいかがでしょうか。

シンガポール : 「風水」を重んじる国

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シンガポールは風水を大事にする占い大国です。シンガポールのシンボルであるマーライオンは風水に基づいて建てられたと言われており、東の方角に向かって水を出しています。風水では東は「繁栄」、水は「金運」を示します。このマーライオン、以前は別の場所にありましたが、「風水的に良くない」と風水占い師の勧めにより、現在の場所に移設されたそうです。

その他にもシンガポールのランドマーク的なマリーナベイサンズや巨大観覧車シンガポールフライヤーも風水を参考にし建てられたと言われています。

風水が人気であり、広く浸透していますが、タロット占いや手相占いができる占い師も多く、街中では占いの館もあります。観光地として有名なブギスストリートにはオーラ占いができる所もあり、占いツアーが組み込まれたりもします。

タイ : 「曜日占い」が日常生活に浸透する国

タイは広く占いが信じられている国です。占いの館は無いものの、お寺の一角や、占い師に連絡を取りホテルやカフェで占ってもらうことがあります。

タイでは「曜日占い」が日常生活に浸透していて、タイ王国大使館ホームページでも取り上げられているほどです。曜日占いとは、生まれた曜日によって運勢を知る占い方で、日本での星座占いのような形で結果が出ます。

占いをしたい日本人向けに、首都バンコクには日本語が話せる占い師が多々います。曜日占いはもちろん、タロットなども扱える占い師もいます。

インドネシア・バリ島 : 占い師バリアンのいる国

インドネシアのバリ島はもともとスピリチュアルな力が集まる島として有名で、「バリアン占いツアー」というものもあります。

「バリアン」とはバリ島の占い師を指します。代々スピリチュアルな霊的能力を受け持った者がなることができ、多くのバリ市民もバリアンの元に鑑定に訪れるそうです。バリアンが占う「バリアン占い」は、特定の占術は決まっておらず、相談内容に応じて時にタロットを使う、オーラを見るなど判断しているそうです。

バリアン占いを受けたい人は、前もって旅行会社などでオプショナルツアーとして組み込んでもらうことがおすすめです。

インド : 「インド占星術」を取り入れる国

インドでは国民の80%がお見合い結婚で、一般的に結婚前に両家の相性を鑑定するそうです。子供の有無や転居さえも占いで鑑定してから決めることがあると言われています。

インドで人気の占術は、インド、ネパール、チベット周辺に広がる「インド占星術」です。占星術と言えば、西洋占星術を12星座で表した星座占いが良く知られていますが、インド占星術は「ヴェーダ」と呼ばれる聖典が元になっており、前世からのカルマや輪廻転生も知ることが出来ると言われる占術です。

トルコ : 「コーヒー占い」が有名な国

イスラム教のトルコでは男性が占いを信じることは少なく、主に女性が気軽に楽しむそうです。イスラム教の教え通り、男女別で行動することが多いトルコ人は女性同士で話す時間も多く、占いの話題になったことが流行のきっかけと言われています。

トルココーヒーの文化でもあり、人気の占いは「コーヒー占い」です。飲み終わったコーヒーカップの底に残ったコーヒーの残り方によって、現在や未来の運勢などを占います。「問題解決のための占い」ではなく、日本での星座占いと似た感覚で楽しむ占いです。

アメリカ : 日常生活で占いは話題にならない国

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アメリカでは占いの館をほとんど見かけません。一般的に占いについて話す人も多くないでしょう。自分が生まれた時の星座や血液型を知らない人も多々おり、日本でおなじみの星座占いや血液型占いもメディアに取り上げられることはあまりありません。ただ、小さな占い店がある街もあり、占いを信じている人のみが訪れるようです。

人気の占術は特にありませんが、強いてあげるならアメリカの中華料理店で貰えるおみくじ付きお菓子「フォーチュンクッキー」は占いの一つといえるでしょう。

カナダ : 罰則があるかも?占いに厳しい国

カナダでは、一般的ではないものの占いが信じられている国です。人気の占術は手相占いやタロット占いです。バンクーバーでは占いの館を見かけることもあります。

一方で、カナダの法律で「精神的に弱っている人をターゲットにした商売を罰する」というものがあります。占い自体は禁止されていませんが、この法律に基づき、占い師のやり方が法律違反を見なされた場合、罰則が加えられることもあります。

メキシコ : マヤ文明の占術を引き継ぐ国

メキシコの市場に行くと簡易的な占い店が何軒もあり、そこでは魔術アイテムや守護動物のグッズ販売もされています。

占いの歴史は深く、マヤ文明にまで遡ります。先住民は星の位置を正確に読み取り、そこに宇宙からの言い伝えを照らし合わせ占術を作ってきたと言われています。よって、メキシコでは占いで問題解決の糸口を探すよりは、スピリチュアルな占いを好む傾向にあります。

メキシコで人気の占術「マヤ歴占い」はマヤ文明で作られた神聖暦ツォルキンという暦を使い、生年月日からその人の本質や得意分野などを占います。その他に「守護動物占い」も人気で、生年月日によって自身の守護霊となる動物が決まり、性格や運勢を占います。

ブラジル : 「産み分け占い」発祥の国

ブラジルも占いはありますが、男性はあまり占いを信じないそうで、悩みを持つ女性の中だけで、占いが活用されているそうです。

代表的な占いの一つに、民間宗教カンドンブレを信仰している女性たちが行う占いがあります。シャーマンとも言われ、神からメッセージを言い伝えたり、洗礼するそうです。

また日本でも妊婦の間で知られている「産み分け占い」は、ブラジルが発祥と言われています。数え年と受胎月から子供の性別を割り出す占い方です。産み分けたいと思う女性が多く、カレンダーになるほど人気があります。

オーストラリア : 未来は自分で!占いに頼らない国

オーストラリアでは占いの館や占いの店も見かけません。占いがメディアに出ることもありません。一般的にオーストラリア人の中には「未来は自分で変えるもの」という意識があるそうで、そのため、困ったときに何かに頼ったり信じることは少ないようです。

ただ、シドニーで電話やチャットを主に占いをしている人もいるので、占い自体が拒絶されているわけではありませんが、流行はしにくい国のようです。

ニュージーランド : 占いの館はあるが流行しない国

オーストラリア同様、ニュージーランドでは「未来について深く考えない」「今が楽しければ大丈夫」と考える人が一般的で、結果的に占いを利用する人が少ない傾向にありますが、生まれた時の星座を知っている国民は多く、星座占いも存在しています。

タロットや手相を扱う占いの館も、多くはないですが見かけます。観光都市クライストチャーチには、海外からの旅行者が訪れる有名な占い屋台もあります。

ドイツ : 占いを信じず、時に拒絶反応を示す国

ドイツでは街中でも占いの館や占い店は見かけることはおろか、メディアでも取り上げられることもないそうです。「占いに興味がある」と言うと人から驚かれることもあり、占いを信じない国の代表と言っても良いでしょう。

「理屈や理論の実践、それに伴う結果」を大事にするドイツ人は、迷信的なものは嫌う傾向にあるようで、何かの折に子供がタロットについて知ったとしたら、親は嫌悪感を示すこともあるそうです。

かつて、ドイツでは「フライギーセン」という鉛を使った占いが、ゲーム感覚で用いられたことがありましたが、鉛が危険であるという理由で、現在行っていることは殆どないでしょう。

イタリア : 生活に占いを取り入れる国

イタリアのショッピングモールには占い店があり、メディアでは星座占いが日常的に取り上げられ、一般的に占いが流行している占い大国です。また、日本と同じようにオンラインで無料で占えるサイトも存在します。

占いの種類も様々で、書物占いや手相占いなどありますが、その中でもイタリアで人気の占術は星座占いと夢占いです。

イタリア人は宝くじを当てるために、その日に見た夢から運勢を判断したり、メディアで流れる星座占いをしっかり見ながら、良いと思った時に宝くじを買うこともあるそうです。

まとめ

様々な国の占い事情を見てきました。日本では、占いについて議論したり、日常的に話題に出ることは多くありませんが、意外にも占いが浸透している国の1つであることが分ります。

そして、占いが生活に浸透している国、占いが女性の支えとなっている国、占いをあまり信じない国など、海外には日本とはまた違った占い事情があります。

海外で占ってもらいたい方は、「そのまま観光ついでに行けるところ」「前もってオプショナルツアーとして組み込んだほうが良いところ」など様々なので、旅行前の参考になればと思います。