占い師が教えるハマってはいけない「怪しい占い師」の特徴

占い全般
怪しい占い師

近年のスピリチュアルブームにより占い師の数は増え、気軽に占いを受けられる環境が整ってきました。そんな中から、自分に合う占い師を探したいと思うのは誰しも同じであり、何より「怪しい占い師」に当たるのは避けたいところです。

そもそもそういう存在がなければいいのですが、残念ながら「怪しい占い師」と呼ばれるような人は、わずかながら居ます。占いの世界ではこういった存在を無くそうという動きが拡がっていますが、完全に対応出来ていないのが実状です。

自分に合った占い師を見つけるには、相談する側であるお客さんも占い師について知り、自ら回避や自衛する術を持つことが大切です。今回は占い師の立場から「怪しい占い師」についてお伝えします。

■そもそも占い師は怪しい?占い師のイメージは?

「占い師」と聞くとどんなイメージを持ちますか?水晶玉、タロットカード、ベールを被った姿?パッと思い浮かぶ姿は魔女のようなイメージという人は少なくないでしょう。「占い師」=「怪しい・信じられない・詐欺師」という悪いイメージを持つ人もいます。

元来多くの人が思い浮かべる占い師というのは、割と怪しい雰囲気が多く、クリーンなイメージや、なりたい職業として扱われるキラキラした雰囲気は、ここ最近のスピリチュアルブームによって標準化された、占い師のニュースタイルと言っても過言ではないのです。多くの人が占い師に対して警戒心を抱くのは仕方の無いことであります。

なぜ怪しいイメージがついてしまったの?

占い師のネガティブなイメージは、霊感商法と言って、過去に占いを使って人を騙す詐欺が多くあったためについたイメージでもあります。

占いにハマって、人生が大きく変わってしまった人も沢山います。芸能人が突然姿を消したり、何度も名前を改名したり、周囲が理解できないような行動を繰り返す姿が連日メディアで面白おかしく報道された事もありました。一般の人でも、家族が占い師依存に陥ってしまい、苦労したという人がいるのです。

霊感商法と同じように、人の人生を狂わせるような占い師が存在していて、更にはメディアが占い全体を面白おかしく取り上げたという経緯も、占いへの不信感を強めた原因の一つと言えるでしょう。また、普通では知り得ないような事を占いによって導き出すので、「何故わかるのか」という不思議や疑問が生じ、胡散臭さを感じてしまう場合もあるようです。

人の秘密を扱う事、占いと魔術との関連など、様々な要因が積み重なり、こうした怪しいイメージは固められてきました。

最近では減りつつある暗い占い師

ですが最近では、陰鬱としたイメージを地で行く占い師はあまりおらず、学ぶことが好きで、学問を取り入れながら占術を磨くような、占いを純粋に愛している占い師が多いでしょう。霊能力やチャネリング、ヒーリング、リーディングという感覚的な能力に対しても、練習や修行を重ねて精度を高めている占い師が多いのです。

ちなみに占い師という職業を選んで真剣にやっている人たちは、そういった怪しいイメージを持たれることを覚悟の上で、「占いを受けてもらえば、そうではない事がわかる」と、真摯に相談者と向き合っています。

■避けた方が無難な怪しい占い師の特徴は?

怪しい占い師_高額商品の購入

占い師のイメージが“なんとなく”怪しいとすれば、今回のテーマ「怪しい占い師」とはどういう存在かという疑問が生まれます。それはまず第一に、不透明な部分が多く、自分の利益以外のことは何も考えていない占い師は確実に怪しいです。

占い師も職業ですから、売上や経営について考える事は必要です。ただ、度を超えて売上や知名度、自己顕示欲を満たすことについてばかり考えている占い師は、相談者にとって危険な存在となるでしょう。相談者の悩みの解決や苦しみの緩和よりも、お金を引き出すことを目的としている占い師は残念ながら存在しているのです。

以下のような行動や鑑定スタイルが目立つ占い師もおススメできません。

〇鑑定料金がどう考えても高すぎる
〇何度も自分の元へ来るように促す
〇否定的かつ決め付けてくる
〇特定の行動を強制したり、しなければ罰があたると脅す
〇良くわからない団体への入会や高額商品の購入へ誘導される
〇そもそも存在していない架空の人物である
〇病気が治る等、法律違反の宣伝をしている

被害に合わないためにも、こうした占い師は避けなくてはなりません。特徴について一つ一つ詳しくお伝えします。

鑑定料金がどう考えても高すぎる

判断が難しいのですが、総額何十万、何百万とする鑑定料は高すぎると思ってください。特に霊能力関係、復縁関係では注意が必要です。大前提として鑑定料というのは、相談者が納得していれば問題にはなりません。そして高額でも予約待ちが発生する占い師も確かに存在しています。

例えば、電話占い1時間、遠隔ヒーリング込みの金額が10万円だったとしましょう。占い師のブログの「ヒーリングを受け続ければきっと復縁が叶う」という一文を読み、藁をもすがる思いで申し込みました。ですが電話鑑定中の30分が

「目を閉じて音楽を聴きながら好きな人と幸せに踊っている姿を思い浮かべてください。」という内容であったとしたら…。
それによってあなたが救われ、気付き、納得ができれば問題ないのですが、一切何も得られるものが無かったとしたら…。
そしてその原因を「ヒーリングの回数が足らないから」「あなたの心にブロックがあるから」などあなたのせいにされてしまったら…。

実際にそういう事は有り得るのです。

10万円というのは勿論例えですが、鑑定料金の目安は自分が払って納得できる額で考えるようにしてください。 決して金額が高いから素晴らしい占い師というわけではないのです。大事なのでもう一度お伝えしますが、金額が高い=素晴らしい占い師・鑑定師とは限りません。

また、お金儲けのために占いというキーワードやプラットフォームを悪用して、何の技術も知識も無い人が適当に対応しているという最悪なケースも現実としてあります。

占いは癒しになったり、気付きになったり、現実の世界に活かされてこそ価値があるものです。そのお金は、問題解決に適した他の使い方があるかもしれないという事を、一度考えてから鑑定を申し込むことは大切です。それでもやはり、その占い師の導く結果やヒントが欲しいと感じたら、鑑定を受けるのがベストでしょう。

占い師は相談者であるお客さんの幸せを本気で願います。ヒーリング1時間に、何十万という高額を支払うのを止める側の人間です。よって鑑定料金がとてつもなく高い占い師には注意をした方がいいのです。

何度も自分の元へ来るように促す

これが怪しいと言われてしまう理由は、相談者を自分に依存させようとしている可能性があるからです。占い師と相談者の関係というのは、お医者さんと患者さんの関係に似ていて、出来れば頻繁に会わない方がいいわけです。

勿論占い師に定期的に運勢を占ってもらったり、浄化やヒーリングをお願いしている人もいます。 ただ、その頻度は相談者が自分で決めることです。占い師やヒーラーが何度もしつこく受けるように促す場合は注意してください。依存によってリピーターになることを狙っているでしょう。必要な時は自分から申し込むという意思を伝えてください。

否定的かつ色々と決めつけてくる

人は迷いや悩みがある時、多少キツくてもハッキリと断言される方が安心する生き物です。背中を押して欲しい、決めて欲しいと感じる人も多いでしょう。そのために占いを活用するのだと思います。とは言え、あまり多くの事や決定的な判断を、占い師が決めたり断言するのは、本当は危険なことです。

占い師はあくまでも助言や可能性を示すまでが役割で、人生の決定は相談者本人がしなくてはいけないのです。それを占い師が代わって行うことは、人の人生に踏み込みすぎで、相談者は自分の人生に対する責任を放棄することに繋がります。

この両者は需要と供給が一致しているので、依存関係に発展する可能性がとても高いです。依存関係に発展すると、占いによって人生が大きく変わってしまったり、家族が苦労することが起きたり、酷い場合は、霊感商法や開運商法などいくらでも負のサイクルが生まれる土台が出来てしまうのです。

また、未来について見通せる力がある占い師が、人の価値観や選択を断固否定することは、相談者の人生の可能性を狭めてしまうことにも繋がります。乗り越えようとする度に、占い師の否定的な言葉が頭をよぎり、呪いのような働きをしてしまうこともあるのです。暴言とも取れる発言を繰り返すようでしたら、即鑑定を終了してください。

鑑定結果は相談者の希望に沿えない結果であることも勿論ありますが、一般的な占い師は、それをなるべく傷が深くならないよう、きちんと伝わる努力をします。その努力を全くせずに、相手の心を考えずズバズバ言い、暴言じみた言葉で追い詰めるのは言語道断でしょう。もしも価値観や人生における大きな選択を代わりに決定し、否定的に決め付けるような占い師がいたら注意しましょう。

特定の行動を強制したり、しないと罰が当たると脅す

占い師が一人の人間の行動や価値観を強制もしくは制限することは出来ません。占い師に限らず、人は他人に対して行動を強制する権利を持っていないのです。鑑定の結果として、促される行動や注意すべき意識の話はよくあることで、それは大事な内容ですが、罰が当たるという予言は、思いやりのない呪いの言葉でしかないのです。

行動を強制したり、罰が当たると言う占い師は、あなたを操りたいだけの怪しすぎる占い師ですから、注意をした方が良いでしょう。

-よくわからない団体への入会や高額商品の購入へ誘導される 

この項目でのケースは、鑑定自体は納得できる結果で占い師としての実力を持っている場合も多く、怪しさに一番気付きにくいという特徴があります。その分被害も大きくなりがちです。

ネットワークビジネスと呼ばれる、マルチ商法やねずみ講に近いビジネスに誘われる可能性が高いのが勧誘系占い師で、お金に関する相談を強みとしている場合が多いです。個人情報の流出の可能性も高く、第三者にも被害がいく恐れがあります。

占い師と相談者の関係というのは、相談に始まり、相談で完結する関係が理想です。 関係のない集団や団体活動に誘導されたら、必ず運営サイトに報告してください。個人サイトの場合は、必要ないことをハッキリ伝えるのも大事です。占い師のSNSや掲載されているHPがどのようなものか確認すると良いでしょう。大きく「お金が儲かる」と出てきたら、鑑定は控えた方がいいかもしれません。

占い関連の商品を無理やり購入させるという場合もあります。前述した霊感商法と違いはありません。最近では開運商法といって「これがあれば運気が上がる」と高額商品を買わせる手口が有名です。電波や石、美術品などを無理やり買わされそうになったり、契約させられそうになったら注意をしてください。万が一購入や契約をしてしまったら、クーリングオフをするか、消費者庁に相談しましょう。

鑑定料金と同じように、あまりにも高すぎる商品は、落ち着いてじっくり考えてから購入を検討してください。

そもそも存在していない架空の人物である

コンセプトとして、架空人物やVチューバーのような二次元キャラが占いをすることはよくあります。このスタイルは何も問題ありません。中の人がいるというのがわかりやすいですし、占い師が生身の人間ではないので、気軽に楽しめる占いのジャンルです。

ですが、あたかも3次元(人間)の占い師が本当に存在しているかのように鑑定募集をし、その実態は、複数の下請けバイトに鑑定結果を書かせて件数を増やしているというサイトが実在します。こういうのは見ただけではわかりません。複数鑑定を受けた上で、文面やスタイルが違う場合は注意してください。

中には占い師がバイトしていることもありますが、残念ながら全てがそうでありません。占い師を選ぶ際には、できるだけ生身の人間としてSNS発信などがある人を選ぶと良いでしょう。

病気が治る等、法律違反の宣伝をしている

法律違反なので、どんなに苦しい思いをしていても相談するのはやめましょう。ヒーリングの効果や力を否定しているのではありません。堂々と明らかな法律違反をしながら、更に人の弱みに付け込む商売スタイルをとる人の話は、絶対聞いてはいけないということです。こういう表記やPRをしている占い師は避けた方がいいでしょう。

怪しい占い師を避けるには?

お伝えしてきた「怪しい占い師」の特徴は、鑑定を受ける前に見分けられる部分は多くありませんが、事前にチェックできる重要なポイントは3つあります。

〇占い師が登録している店舗やサイト
〇そのサイトの口コミ
〇各種SNS

占い師が登録している店舗やサイト

サイトというのは、占い鑑定やヒーリングのみを扱っている占い専門サイトのことです。こうしたサイトや占いの館には、登録時に鑑定テストやスタッフによる本人確認、書類確認など、どれか一つは必ず行われています。確実に、第三者の目によって悪質占い師に当たる可能性が抑えられているのです。

何より登録にあたって規約があるため悪いことはできません。店舗では契約を書面で交わすことも少なくありませんから、占いサイトや占いの館に登録している占い師を選ぶのは安心に繋がるでしょう。

とはいえ、登録していない占い師が怪しいと言っているわけでも、登録している占い師が安全だと保証するものでもありません。店舗経営者に関しては、悪質な営業=廃業に追い込まれる事もあるので、まともな人は悪事に手を染めないはずです。

サイトの口コミ

口コミは、勿論大事な参考ポイントです。注目したほうがいいのは、星の数よりも内容について。丁寧な鑑定にも関わらず、鑑定結果に納得できなかった相談者が低い星をつけてしまうという悲しい現実が時々あります。どちらかというと、書かれている内容をしっかり読むことをおススメしています。

口コミに書かれている内容に共通点があれば、それが占い師の鑑定スタイルの一番輝く部分であり個性です。口コミはきちんとした鑑定が繰り返されている証拠ですから、参考にする方が良いでしょう。

各種SNS

SNSはその人の生の声を、文字や写真で受け取ることが出来ます。ビジネス用に活用していない占い師もいますが、発信されている情報は、その人の一面であることに間違いはありません。好感を感じたとしたら、あなたへの影響力が大きい証拠。その占い師の鑑定結果や言葉は、間違いなくあなたの力になるでしょう。SNSはチェックするのがおススメです。

■本当に良い占い師は嘘をつかない

ここまで脅すような内容ばかり書いてしまいましたが、本当に伝えたいことは、そんな酷い占い師ばかりではないということ。多くの占い師が「酷い人に騙されないで」と本気で願っているのです。

占い師は自分の経験や知識を、人や社会のために役立てたいと思い、 相談者に真剣に向き合う人ばかりでしょう。 時には厳しい結果を伝えることもありますが、その真意は「相談をしてくれた人への心からの応援」です。本気で幸せになって欲しい、あるがままに導かれて欲しいと願っているのです。

■まとめ

今回は占い界に潜む闇の部分をかなり細かくお伝えしてきましたが、実はそれも、占いを受ける人が少しでも安心して鑑定を受けられるようにと思い、書いた次第です。これを読んだあなたが「怪しい占い師もどき」に引っ掛からず、相性の良い占い師さんを見つけられるよう、心から願っております!

この記事を書いた人

Ayura*
占い師・ライター・絵描き
主な活動は占いに関する記事の執筆。鑑定は西洋占星術、タロット、ルーンを使った、希望や可能性を逃さない細密な鑑定スタイル。
Twitter https://twitter.com/Ayura_09130713