【海月さちさん】「おまじない」の力であなたの背中をそっと押してあげたい

占い師インタビュー
海月さちさん

西洋占星術のエッセンスを加えた、独自の「おまじない」を提供している 「海月(みづき)さち」さんにインタビューを行いました。「占い」や「おまじない」を手紙スタイルで送る、海月さんの心の温かさそのものが感じられるインタビューでした。

占いって面白いな、と感じたきっかけや出来事を教えてください。

物心ついた頃から「占い」の存在は身の回りにありました。幼稚園の頃に親がおもちゃのタロットカードを与えてくれたことは、今でも覚えています。小学生の頃は子供向けの占いの本が沢山あったので、友達同士で占い合って、遊んでいましたね。

「物を作る」というクリエイティブなことが好きだったので、高校はデザイン科に進学しました。当時学園祭で、エジプトをテーマにしたインスタレーションの出し物をしました。教室内にピラミッドを作ったので、高校生にしては、かなり大がかりだったと思います。

その時に、私がエジプト風のコスプレをして、会場の片隅でお客さんにタロットカード占いをする、という出し物をしました。するとあっという間に、行列が出来てしまったんです(笑)「他人を占うこと」に対して興味を持ったのは、この経験がきっかけです。

占いを本格的に学ぼうと思った経緯を教えてください。

高校生以降も、「占い」という存在は身近にありました。 ただ、本格的に学ぼうと思ったのは、社会人になってからですね。当時、写真屋さんに勤めたり、カメラマンとして働いたり…、とクリエイティブな仕事をしていたのですが、30歳前後の頃に、少し生活のリズムを変えてみたいな、というタイミングがありました。

その時に、それまでキャリアとして歩んできた「クリエイティブな仕事」以外に、何か自分が好きだったことはないかな、と考えてみました。すると、小学校2年生の頃の文集で、「将来は占い師になりたい」と書いていたことを思い出したのです。

それをきっかけに一念発起し、占いの学校に通うことにしました。昼間は社会人として働き、仕事の後や週末は学校で占いについて勉強する、という二足の草鞋の生活でした。 その学校では具体的な占術以外に、心理カウンセリング、占い特有の文章の書き方など、多岐にわたる内容を学びました。

その後、どういう経緯でプロの占い師になったのですか?

学びを通し、私の占いに対する興味はますます深まっていきました。そのため、同学校が提供していた、プロの占い師を養成するコースにて、より専門的な内容を学ぶことにしました。

学ぶ傍ら、同じコースのクラスメイトからの誘いを受け、少しづつ占い師としての仕事を引き受けていきました。そのうち、自然と自分が子供の頃から描いていた、「占い師になる」という夢が叶う土台が整っていき、プロの占い師になる、という決意をしたのです。

そこからは、友達がカフェで開催するような集まりや、企業開催の占いイベント、占いの館、電話占い、など色々な所で15年以上占いをしてきました。深夜のレンタルビデオ店やデパートの占いコーナーで占いをしていたこともありますよ(笑)

「海月さち」さんという占い師名には、どういう由来がありますか?

昔から海と月を眺めることが好きなんです。特に、夜の海に月と月光が反射して、水面に光の路が出来る風景が幻想的で大好きです。また、海に月と書いて「くらげ」と読むのですが、「くらげ」が持つ癒しの雰囲気も大好きなんですよ。そういうちょっと言葉遊び的な要素も面白いなと思って、「海月さち」と名付けました。

自己紹介に書かれている「心のよろず相談処」にはどういう思いが込められていますか?

カメラマン時代に、とあるアーティストのツアーパンフレットの仕事に携わったことがあるのですが、そのパンフレットに、ある方のスタッフクレジットとして「よろず相談処」と書いてあったのです。私はその「よろず相談処」という言葉に懐の深さを感じました。その言葉はそれ以来、ずっと心に残っていました。

一方、占い師としてやっていくなら、自分がどういう占い師か端的に伝えるために、何かしらキャッチコピーがあった方がいいよ、と学校では教えられていました。そこで、自分のキャッチコピーはどういうものがいいかな、と考えた時に、カメラマン時代のその経験を思い出したのです。

占いも、恋愛について、仕事について、家族について…、様々な人の心の問題を扱います。「色々なことあるけど、何でも相談してよ」という意味も込めて、「心のよろず相談処」というキャッチコピーを付けることにしました。

どういう経緯で「おまじない」に興味を持ちましたか?

子供の頃は『マイバースデイ』のような多くの占い系の雑誌で、「おまじない」についてのコンテンツを読むことが出来ました。今思えば、子供ながらに「おまじない」を占いの延長線上に据えていたと思います。

多くの女性は、子供の頃から生活の中で「おまじない」を使っていたはずです。 例えば「消しごむに好きな人の名前を書いて使い切ると、その人と両想いになる」や「小指の爪を7mm伸ばして、お願いすると願いが叶う」などのようなことですね。

占い師になってから「おまじない」について振り返ってみると、「おまじない」には文化的な背景が色濃く反映されていて、人々の生活や気持ちを豊かにしてくれるものなのだと気づきました。そこから益々興味が出て、関連する本を読み進めていきました。

ズバリ「おまじない」の魅力を教えてください。

「おまじない」を使うことで、誰でも魔法使いの気分を味わえる、という楽しさがあるとおもいます。自分で願い事を考えて、何かの行動にそれを託してみる、そしてその過程や経過を楽しんでみる、ということが魅力だと考えています。

「おまじない」って世間の方がイメージされているような「おどろおどろしい呪文を唱える」というものではないのですよ(笑)

海月さんがウラクルで提供している「おまじない」はどういうものですか?

おまじない作成に使用している道具

プロの占い師になってからは、10年以上「おまじない」に関するコラムを執筆してきました。その中で、「コラム」という形式で読者に対して一方的にお届けするのではなく、もっと個人に対してカスタマイズされた内容で提供することはできないかな、という思いが芽生えてきました。

その後、自分なりに試行錯誤して、現在の「おまじない」のスタイルに落ち着きました。日本や西洋に古代から伝わる「おまじない」や「ゲン担ぎ」を現代風にアレンジしつつ、 西洋占星術の要素をミックスする、というものです。

相談者の方の性別、生年月日、生まれた場所と時間、といったパーソナルな情報を元に、西洋占星術などで占い、その結果を「おまじない」に盛り込んでいます。そのため、より個々人にカスタマイズされた内容になっていると思います。

具体的な中身は、その方の相談内容や、その時々の星の配置や月の満ち欠けのタイミングによってかなり変わってきます。ただ、単純にその方のラッキーアイテムをお伝えするようなものではなく、占い鑑定結果を総合的に踏まえた上で、その方がふだんの生活を違う視点から見られるようなアイテムをオススメしたり、とるべき行動や考え方を提案するようにしています。

私の「おまじない」を実践することよって、自信や勇気が持つことができ、それにより新しい一歩を踏み出すことができる、そういう願いをこめて作っています。

「お手紙スタイル」の鑑定結果にはどういう思いが込められていますか?

話すだけで、心が軽くなったり、何かしらのヒントの言葉をくれる友達は、誰しもいると思うのですが、私も占い師としてそういう気軽に相談できる存在になりたい、という気持ちがあります。「これが鑑定結果です」「これがお告げです」の様な堅苦しい文章にするのではなく、親しい人に送るような手紙スタイルの文章にしているのは、そういう私の思いが込められています。

また、今でこそあまり書かなくなりましたが、学生時代はよく友人知人に手紙を書いていました。相手を思って書く時間も、手紙の良さだと思います。いわゆる「上から目線」の押しつける様な文章ではなく、相談者の方と同じ目線に立った文章で伝えることが私のスタイルですね。

実際のお客様からの反応はいかがでしょうか?

会話と違い文章だけだと、感情の強弱や占いの微妙なニュアンスがつけ辛い、と常日頃感じて気を付けているのですが、実際には「言葉が心にスッとはいってきた」「海月さんの表現が好き」というレビューをいただけているので、ほっとしています(笑)

お休みの日はどういう風に過ごしていますか?

外を散歩したり、自然の写真を撮ったり、旬の食べ物を食べたり…、という風に、季節を感じられるようなことをしています。去年の夏は、花火を見に行ったり、ひまわり畑を見に行きました。

ストレス解消法は何ですか?

寝ることと、笑うことですね(笑)あとは、集中して何かを作ることでストレス解消していますね。最近はルーンを作りましたし、季節の果物でジャムも作りました。

お客様にメッセージをお願いします。

占いは未来を占う未知の楽しさもありますが、「自分の気持ちを整理する心のケアツール」として、占いをもっと気軽に使ってほしいと感じています。自分に合う占い師を見つけて、心のケアや、違う視点からのアドバイスやヒントを得て唯一無二の毎日を楽しんでほしいな、と考えています。私も皆様が気負わずに相談できる占い師でありたい、と思っていますので、気軽にご相談いただければと思います。