【神木一心さん】男性占い師に聞く!占いにおける男女の違いとは

占い師インタビュー
神木一心さんのアイキャッチ画像

占いは女性に人気ですが、男性でも占いをする人が増えています。男女の相談内容の違いや、女性占い師と男性占い師の鑑定の違いなどを知るべく、ウラクルで活動されている占い師の「神木一心」さんにzoomインタビューをしました。

■博多タロットカウンセラーの「神木一心」さん

ウラクルで数少ない男性占い師さんです。自己紹介をお願いします

福岡で8年ほど占い師として活動しています。主な占術はタロットカードです。大学卒業後、小学校の教諭を3年ほど経験した後に占い師になりました。ウラクルでのネット鑑定のほか、対面での鑑定も行っています。占い師になりたい人に対して「ストアカ」という学びのマーケットで講義活動もしています。

教員から占い師になるのは思い切った決断ですね、周囲の反応はどうでしたか?

かなりポジティブでしたね、みんな後押しをしてくれたというか。人前で話すという教員のスキルを持っていましたし、自分自身が仕事で精神的に弱ってしまった経験もあるのですが、悩みを持っている人の心の拠り所になる、という占い師の仕事は向いてるんじゃないか?と言われたこともありますし、自分でもそう感じていました。

■男性は未来的、女性は瞬間的

占い業界で、男性占い師は増えていますか?

たとえば横浜中華街に行くとわかるのですが、女性占い師よりもご年配の男性占い師のほうが、実は多いことに気づきます。最近ではSNSが便利になってきたので、若手の男性占い師が、メディアに露出する機会が多くなってきていると感じます。肌感ではありますが、だいたい3割くらいが男性ではないでしょうか?

男性占い師と、女性占い師の間で鑑定において何か違いなどはありますか?

あくまで傾向として述べさせて頂きますが、女性占い師は、想像力を膨らませて相手の気持ちを理解する、ということに長けていると思います。いっぽうで男性占い師は、研究者的な気質が強い傾向があり、ロジックや理論で占いをする人が多いと思います。なので白黒はっきりつけたい場合は、男性占い師のほうが期待どおりの結果を得られやすいかもしれません。

男性占い師として気をつけてることはありますか?

相談者が女性の場合は、特に口調に気をつけています。男性占い師だと厳しいことを言われるんじゃないか、、って思ってる方も少なくないと感じています。トピックが恋愛だと、男性目線の意見を聞かれることもあるので慎重に言葉を選びながら対応することが多いですね。

相談者の視点から、男女別で向いてる占術などはありますか?

基本的に、性別は占いに関係ないと思っていますが、あえて言うなら男性は未来志向な相談が多いので、西洋占星術、四柱推命などの命術が良いと思います。お仕事や家族の将来についての占いは命術のほうがタイミングがつかみやすいです。

いっぽう女性は「今、この不安な気持ちを何とかしたい」という瞬間的な悩み相談が多いので、タロットカードやオラクルカードなどの卜術が良いですね。その時点での気持ちを反映させやすいからです。

占い師側にも同じことが言えるかもしれません。研究者気質の男性占い師は命術が得意で、相手の気持ちを理解できる女性占い師は卜術が得意、ということが当てはまるのでしょう。

男性占い師として、どんな相談内容が多いですか?

私が男性ということもあり、最近は仕事に関する相談が多いですね。転職や社内での人間関係についてです。コロナの影響によるものだと思いますが。それこそ「コロナがいつ終わるのか?」を占ったこともあります。海外にクライアントを持つ企業様でした。あとは30代〜40代の男性から結婚について相談されることも多くなりました。わたしが元々、教員だったということもあり、学校の先生からの相談も最近は増えています。

女性は男性占い師に相談しづらい、という声も聞きますがどう思われますか?

恋愛系の相談だと特にそうだと思うのですが、異性として見られる、ということがネックなのかもしれません。たとえば男性が美容室でキレイなスタイリストさんに髪を切ってもらう時って少しドキドキするじゃないですか?それに似ている気はします。

■占い師は、気軽に相談できるパートナー

神木一心さんがタロットカードで占う時

神木さんはどういう占い師を目指していますか?

アメリカでは町医者がカウンセリングを行うなど、メンタルケアの考えが広く浸透していますが、日本では心にダメージを負ってる時に気軽に相談できるところが、医療の観点で言うとまだ多くないと思っています。わたしは、占いをこの課題解決に役立てたいと考えています。占いを心のカウンセリングとして活用してもらいたいのです。占いはエンターテイメント的な要素がありますから、もっと気軽に来ていただければと。

SNSのこの時代、ネット上ですら「これ言ったら炎上するかも、、」と言いたいことも言えないですよね。占いは守秘義務を守りますし、お客様はすべてを曝け出してもらうことが可能です。ご自身の良いところも悪いところも全部見てほしい、当てて欲しい、っていう方は多いと思います。

鑑定時に気をつけてることはありますか?

占いの通りにしないと幸せになれないよ、という決めつけはしないことにしています。あくまで選択肢を提示して、自己決定できるように後押しできるような言葉づかいを心がけています。

それと、ウラクルのようなネット占いをする場合は、とにかく時間を守るということを重要視しています。チャットの時間や、タロット占いの納期ですね。あたりまえの話なのですが笑 

お客様へのアフターフォローも大事です。3ヶ月くらい立つと相談内容にも変化が起きている頃なので、そのタイミングでメールを送ったりします。これはインターネット上だからこそカンタンにできることですね。

占いをやっていて辛い、と感じることはありますか?

タロットは特にそうなのですが、お客様の深層心理に潜り込むことが重要です。私は、お客様の心情をカードで読み取り、自己をそこに投影させます。つまりお客様に成り切ることでタロット占いが成立するのですが、ネガティブな感情に引きずられてしまうこともあります。自分の倫理的な主観と、占いの結果が相反することもありますし、お客様の課題解決と自分の主観の分離、が重要です。

複雑な問題を鑑定した後は、どっと疲れることもあります。そういうときは、沐浴をしてマインドをクリアにするようにしています。趣味が美術館・博物館を巡ることなので、そこでも気分をリセット出来ていますね。

■占いは人生の羅針盤

占いは人生の羅針盤です。でも羅針盤の通りに進む必要はなくて、示された方向を見て「あ、こういう選択肢もあるんだな」ってポジティブに捉えてくれたら良いと思います。

深刻な悩みじゃなくてもいいんです。自分の考えの参考になるものを得る、という目的でもっと気軽に占いを受けてもらいたいですね。どんなことでも、いつでも親身になって聞いてくれる相手がいますよー、ってことですね。