
ホワイトフェアリーオラクルカードの創始者でもあり、占いセラピストアカデミーの代表も務め、趣味で声優を行うなど、多才な活動をされている「鳳翔ゆう」さんにインタビューを行いました。優しい声をお持ちで、包容力のある占い師さんの素顔に迫ります。
占いとの出会いについて教えてください
「占い」に出会う前の話になるのですが、幼少の頃より、霊的な「チカラ」を持っていたように思います。いわゆるチャネリングと言っていいと思いますが、他人の心を読み取れるような能力でもありました。
でもこれをうまくコントロールできず、人間関係に支障をきたしてしまうことも。ニコニコ笑っているお友達から「怒り」を感じたので「ねえ、なんで笑ってられるの?」って聞いてしまったり。。
そのような経験から、この能力についてはあまりオープンにはしてこなかったですし、むしろ抑えこんできました。
そんな時に出会ったのがオラクルカードです。「カードがこう言ってるよ」という形なら、皆きちんと聞いてくれるのです。しかもオラクルカードは可愛い絵柄のものが多いので、これなら怖がられることはなさそうだなと思い、より深く勉強し始めました。
しかも、独学でカードリーディングへの理解を進めていくうちに、自分の霊的な「チカラ」をコントロールできるようになってきました。これは大きかったです。
占い師になろうと思ったきっかけを教えてください
ただ、コントロール出来るようになったは良いものの、幼少期の経験から来るネガティブ思考になりがちな状態からは脱せずにいました。
そして結婚を経験したことが大きな転換期となりました。夫がスーパーポジティブ人間だったのです。結果、わたしも影響を受け、どんどんポジティブになっていきました。
現実は変わらないけれど視点をちょっとズラすだけで、こんなにも見える世界は変わるんだ!ということが分かりました。
現実をポジティブに捉える事と、元来わたしが得意とするスピリチュアルな要素を組み合わせることで、リアルとスピの2つの視点から、正しい道のヒントを示すことが出来るんじゃないかな?と感じ、占いを通じて他の人の役に立ちたい、と思うようになりました。最初は、友人を占うところから始めましたね。
姓名判断を占いに使う理由を教えてください
以前、自分の姓名判断を受けに行ったことがあるのですが、その時の結果がヒドイもので、自分の名前が嫌いになりそうだった時期があります。その時、占いを受けて凹む人を生み出してはいけないな、、と強く感じました。
その後、開運未来流という姓名判断の存在を知ることになるのですが、これはその名の通り、未来を幸せに生きていくための開運方法なので、基本ポジティブになれる占術です。とても惹かれました。
通常の姓名判断と同じく、天格、地格、総格のように出ますが、開運未来流は読み方が異なっています。開運未来流を使って鑑定結果をお伝えすると、良いことばかり言われるので「ウソでしょ!」と言う方もいますが、これから開花していく自分自身のいいところも含めて、鑑定結果として出しています。ですので、受け取った人がその結果を見て「あ、自分ってこういう良い所があったんだ」と前向きに思えることで、また一歩歩みだすことが出来ればいいなと思っています。
姓名判断についてもう少し詳しく教えてください
いま日本で使われてる姓名判断は、実は比較的新しい占術なのです。明治末期くらいに始まったようです。スピリチュアルな視点で見ると、親からもらった名前も「自分で選んだ」という考え方をします。さらに開運未来流の考え方を投影すると、自分で選んだ名前なのに、悪いものにはなるはずがない、ということです。すべては考え方次第で、人生でもそうだと思うのですが、失敗をただの失敗ととるか、経験ととるか、ですね。
「鳳翔ゆう」の名前の由来について教えてください
以前、異なる名前で占い師をしていたこともあります。その時に書籍を出させていただいた事もあるのですが、あまり売れず、、笑。
そして「鳳翔ゆう」に改名しました。総格31画で、カリスマ的になれる、という姓名判断を受けました。ここからは物事が良い方向に向かうようになりました。
最近ではアカデミーの生徒さんも増えてきましたし、これから人生の最高潮に向かうのでは!?という風に期待しています。8月8日のライオンズゲート(宇宙と地上が繋がる日)以降、流れに乗っている気がします。
鑑定時、気をつけていることはありますか?
鑑定結果を伝えた時に、お客様が納得されないこともあります。こういう時は、納得されるまで鑑定を終えないようにしています。鑑定結果自体は、コミュニケーションのスタートでしかありません。さきほども申し上げたように、占いを受けてネガティブな気持ちになる人を出したくない、という私なりのポリシーがあるからだと思います。
わたしたちの「意識」は、顕在意識が5%、潜在意識が95%から構成されています。つまり人は、本当の自分など全然わかってないのです。ご自身ですら把握出来てない「強み」を、深い会話を通じて、少しでもお伝えできればいいと思っています。
ホワイトフェアリーオラクルカードについて教えてください

「誰でも手軽にカードリーディング」のコンセプトで作りました。ホワイトフェアリーオラクルカードは、ふつうのタロットカードと異なり、絵柄も可愛いですし、サイズも少し小さめです。朝出かける前に素早く1枚引いて、その日の運勢を気軽に知る、そんな感じのカードです。
「お、今日はチャレンジの日だね、がんばっておいでー!」的な。行動へ繋がる一歩というか、このカードがちょっとした人生のサポートになってくれたら嬉しいですね。
フェアリー(妖精)をデザインに選んだのも、身近な存在になりたい、という思いが込められています。最初は天使のデザインにしようとも考えたのですが、妖精のほうがいつも楽しそうにしてますし、いつも周りを飛んでるイタズラっ子ぽいところもありますよね。
妖精は全部で200種類くらいあるのですが、そのうちの5種類だけをピックアップしてカードに投影させています。
占いセラピストアカデミーを開講されてる鳳翔さんにお聞きします。占い師に向いてない人っていますか?
相手を喜ばせたい!っていう思いが強すぎる人です。たとえ悪い占い結果であっても、まずそれを伝えて、どうやって向き合っていくかを一緒に考えてアドバイスしていくのが良い占い師だと思っています。相手の喜ぶ顔が見たい、というのはどちらかというと自分の欲求なのでお客様のことを見ていないですよね。
zoomのようなオンライン占いについてどう思いますか?
便利ですよね、遠くのお客様を占えるので。時間の融通が利きやすいというメリットがあります。あと、zoomでアカデミーの講義をしている時は、皆の顔がハッキリと並んでるので「この方、ちょっとつまらなそうにしてるな〜?」というのが分かります。なので内容に抑揚をつけることが可能になります。
対面占いのほうが、その人のエネルギーや波動はハッキリと読み取れます。
職業病だなと感じることはありますか?
芸能人がスキャンダル起こした時など、その人の生年月日を調べて、数秘を出して人生サイクルを読み取る、、みたいなことをしてしまうことがあります笑
お休みの日は何をしていますか?
休みが、、、ありません笑 どんな日も、必ず占いに関する何かをやっていると思います。走り続ける必要があります。止まっていては良いものを提供することは出来ないですからね。好きでやってるので全然苦にはならないです。
ストレス解消法として、Nintendo Switchでゲームやったり、友人とランチしたり、夫とドライブに行ったりしてます。ストレスがたまった時の浄化法として「水」を使います。シャワーを浴びたりですね。お風呂もいいのですが、お風呂の水は溜まってる水なので、シャワーのほうが浄化には適しています。
お客様にメッセージをお願いします
よく「お母さん」みたいだね、と言われます。母親って、厳しい事も言いますが、子どもを見捨てることはしないと思います。占い師として、そんな存在になれたらいいな、と思います。本当に最後の砦としてでもいいので、困ったことがあったら私の名前を思い出してもらえて、気軽にご相談にいらしてくれると、大変嬉しいです!
