【Blumenmondさん】ドイツ発の珍しいカードを操る占い師さん

占い師インタビュー

ドイツ発の珍しいカードを操る「Blumenmond(ブルーメンモンド)」さん。写真や文章から伝わるクールな印象とは異なり、とてもフランクな方で、実は吉本新喜劇とパンクロックが大好きな占い師さん。そんなBlumenmondさんをご紹介します。

話すと印象が違うと言われませんか?

そうなんですよ(笑)私のツイキャス配信をご覧になった方からも「印象と全然違うね」と、よく言われます。日本にいた頃は、いわゆる「お堅い」系の企業で法人営業として働いていました。当時はメールの書き方含め、お客様とのコミュニケーション方法を徹底的に先輩から叩き込まれましたね。

その経験からなのか、鑑定結果のテキスト文がキッチリしすぎてしまうのです。私の書いた文章だけを読むと、クールなキャラという印象を与えてしまうようです(笑)

また、長く海外に居たため、通話で鑑定が実施できなかったこともそのような印象を持たれている原因だと考えています。 私がドイツに移住した頃は、今の様にLINE、Skype、Zoomなどで、通話しながら占いをするということが一般的ではありませんでした。通話を通して、印象の誤解を解くことがなかなか出来なかったのです。このインタビューを機会に、わたしはもっと話しやすいキャラだということを、是非アピールしてもらえると嬉しいです(笑)

占いとの出会いを教えてください。

社会人として数年経ってから、家庭の事情でドイツに移住することが決まったことがきっかけです。下見目的でドイツを訪れた時に、ドイツ人の友人がルノルマンカードと、リーディングの本を私にプレゼントしてくれました。その本を使い、遊び感覚でそのドイツ人の友人を占ってみたところ「近い将来離婚する」ということを見事に当ててしまったのです(笑)

これに気をよくした私は、日本に戻り、友人知人に見様見真似で占いを行ってみたところ、思いのほか高評価でした。現実に即したアドバイスを理路整然と話す、という点が良かったようです。法人営業職時代に身に付いたコミュニケーションスキルが活かされている、とも自己分析しています。また、これが占いを提供し、人からありがとうと言われることに喜びを感じた原体験ですね。

その後、どういう経緯でプロの占い師になろうと思いましたか?

個人的に占いについて関心が高まったということもあり、ドイツ移住を機に、占い師にキャリアチェンジしようと決意しました。実際にドイツに移住するまでは、1年間の準備期間がありました。その期間を占い師としての下積み期間ととらえ、無料占いなどで約1,000件の占いを実施しました。昼間は営業職として働きながら、平日の夜や週末は、占い師として活動する、という生活ですね。その後ドイツに移住し、オンラインでプロの占い師として活動を始めることにしました。

占い師名の「Blumenmond」にはどういう由来がありますか?

「blumenmond」はドイツ語で「5月」あるいは「花が沢山咲く月」という意味です。 また、言葉を分解すると「blumen」は「花」という意味で、「mond」は「月」という意味になります。

「なんばグランド花月」ってご存じですか?私が大好きな吉本新喜劇の劇場です(笑)。個人的に、占いは芸事に通じるところがあると信じています。

わたしの占い師の名の由来をまとめると、「花月という言葉をドイツ語で拝借することで吉本の芸能精神にあやかり、占い師として花を咲かせたい」という感じですね(笑)

ドイツの占い事情はどういう感じですか?

ドイツの伝統的な占いに「Bleigießen(ブライギーセン)」という占いがあり、これは大晦日に行います。銀色の蝋をスプーンの上に載せて熱で溶かし、それを冷水に投げこみ、その蝋の固まり方で翌年の運勢を占う、というものです。あとはみんな「フォーチュンクッキー」が大好きです。中におみくじが入ったクッキーですね。アジア系の料理屋さんに行けば、大体レジの横に売ってありますよ(笑)

また、ドイツには「Kirmes(キルメス)」というものがあります。数週間毎に色々な場所を転々としていく移動遊園地のことです。そこには、大抵「Wahrsager(ワーサーガー)」という占い師がいます。ジプシーのような恰好をしています。一度だけキルメスで私も占いを体験したことがありますよ。その時は手相とルノルマンカードで占ってもらいました。

特徴的だなと感じるのは、ドイツの占い師はあまり相談者の気持ちに寄り添わない点ですね。私も一方的なアドバイスをされて終わったことがあります。日本の占いに慣れている人がドイツ式を体験すると、すごく冷たいと感じると思いますね(笑)

使用しているドイツのカードについて教えてください。

ジャーマンルノルマンカード、キッパーカード、ツィゴイナーカード、その他補佐的にいくつかのカードを使用しています。特に師匠的な人はおらず、ひたすらドイツ語と英語の本で独学しました。

それぞれのカードについて説明していきますね。

ジャーマンルノルマンカード

ルノルマンカードは、もともとフランス発祥のカードです。しかし、諸説あるものの、占いの技法はドイツで進化したと言われています。私はドイツ語の本を使い、ドイツ流のリーディング技法を勉強しました。そのため、フランス流派の方々と差別化するため、サイト上では「ジャーマンルノルマンカード」と表記しています。

私にとっては、人の感情面をリーディングする際に使いやすいカードです。片思いや、職場での人間関係にお悩みの際によく用いますね。相談者の方が背中をそっと後押しして欲しそうな時に、このカードを使うことが多いです。

ジャーマンルノルマンカード

キッパーカード

これこそドイツオリジナルのカードです。ドイツ版オラクルカードと言えば分かり易いかもしれないですね。このカードはドイツの書店でたまたま見つけました。 現実的なメッセージが書かれていることが特徴です。不倫の相談の様に、単純に「好き」「嫌い」という感情だけでは片づけられない相談内容ってありますよね。しっかり現実を直視して欲しい時に、このカードを用います。

例えば、「嘘をつく人」というカードがあります。これは「最近出会った人の中に、陰謀や嘘を抱えている人がいる」というメッセージを意味します。聞いた時にハッとしませんか?(笑)とてもリアルな内容ですよね。

キッパーカードは1800年代に生まれたと言われていますが、メッセージの内容は、現代に生きている私たちに当てはまるものばかりです。ちなみに、今はイタリア製のキッパーカードを使用してるので、デザインは少しかわいい感じです。一方、ドイツ製のキッパーカードは、中世の頃から今もなお現存している城が描かれていますよ。

キッパーカード

ツィゴイナーカード

「ツィゴイナー」はジプシーという意味です。メッセージの内容は、人生哲学に関するものが多いという特徴があります。文体が少しキツイです。例えば「自分の目で真実を見ろ」という感じですね。そのため「生まれてきた意味が知りたい」のような、哲学的な相談内容にはうってつけのカードです。あ、今使っているカードは少しボロボロなので、写真ではお見せできないです…(笑)

その他のカード

ザイトカルテというカードも使っています。こちらもドイツオリジナルのオラクルカードですね。 時期をかなり具体的に占うことができるのがこのカードの特徴です。 それぞれのカードに数字が書かれていて、読み方によって、日付や時間を意味します。

ザイトカルテ

あとは、犬を占うことに特化したドッグタロットを使うこともできます。こちらはアメリカのカードです。サービスのメニューとしては登録していないので、完全に裏メニューです(笑)依頼があれば、もちろんお受けします。犬について占うことができる上に、犬の絵がこんなに全面に出ているというのはかなりレアなカードだと思いますよ。

ドッグタロット

ドイツならではの展開法について教えてください。

今はジャーマンルノルマンカードとキッパーカードをメインで使用しています。両方36枚あるのですが、全てのカードを使い、6枚×6枚の正方形に並べていくGroßeTafel(グランタブロー)という展開法があります。全部使うので、かなり詳細に占うことが出来ますよ。

GroßeTafel

そのほか、DasKleineKreuz(ダスクライネクロイツ)という展開法があります。 ドイツ語で小さな十字架という意味で、カードの並べ方が十字架に見えることから名付けられた名前です 。これは4枚または5枚でも良いという展開法なので、真ん中のカードを入れずに4枚並べて鑑定することもできます。

DasKleineKreuz

鑑定結果を伝える上で気を付けていることはありますか?

リーディングで出た内容をありのまま伝えますね。悪い内容が出たとしても、それをきっかけに本人の行動が変わらないと占いの意味がありませんよね。誰しも困難な状況に陥る時はあります。ただ、その原因は必ずしも周りにあるわけではない、という事実に目を向けて欲しいと考えています。

最後に、お客様へメッセージをお願いします。

占いは自分の心の課題を解決するためのものです。悩み事を具体的に伝えていただければ、私も具体的にリーディングすることができます。不倫やダブル不倫のご相談もお断りせず、すべて承っていますので、悩み事は包み隠さず話していただければと思います。